電磁クラッチの破損

1.ベアリングの破損
   ベアリングが焼きつくと機械は走行しなくなります。HSTファンプーリー固定しているキャップボルトがファンプーリーと一緒に回っていたらベアリングの
   破損が考えられます。電磁クラッチを機械から外しベアリングが回るか確認して下さい。手で回しても動かなかったり 、ゴロゴロするようでしたら
   ベアリング(6906C3)を交換して下さい。尚 、ベアリングを交換しても症状が同じ場合は電磁クラッチの故障となりますので新品に交換して下さい。
   ※最近機械が常に走行するという現象が起きました詳しくはこちらから

2.電磁クラッチ摩擦板の摩耗
  電磁クラッチの摩擦板が摩耗していると 、坂道を登らなかったり 、手動ハンドルを手で抑えると止まってしまいます。
   この場合は摩擦板のみの部品交換が出来ないので 、電磁クラッチ交換になります。
   又 、摩擦板に油等が付着しても同じような症状になります。1度油が付着してしまうと摩擦板にしみこんでしまいますので十分注意して下さい。
   油をこぼして電磁クラッチが滑るようであれば交換になってしまいます。   
3.電磁クラッチの配線
  電磁クラッチから出ている赤い配線2本が外れていたり切れている場合スイッチを入れても機械は動きません。
   配線をつなぎ直すか等の処置を行って下さい。