HSTの破損
1.HST本体のスプロケット
HST本体に取り付いているスプロケットが破損もしくは、はずれていないか確認して下さい。又、チェーンの張りやテンションスプロケットのベアリング
にガタが無いか等の確認も同時に行って下さい。
2.HSTユニットのオイル不足及び質
HSTオイル{白いカップ0.5g}の量を確認し不足しているようであればアッパーレベルまでオイルを補充して下さい。
※このオイルは純正オイルの為、違う質のオイルを入れるとHSTのユニットを壊す恐れがありますので十分注意して下さい。
又、HSTのミッションオイル{黄色いキャップ0.9g}の確認も同時に行って下さい。オイルが不足していると、ベベルギヤ―の
破損につながります。
3.ベベルギヤ―の破損
HST本体から異常音などがする場合、ベベルギヤ―の破損の恐れがあります。HSTの自走、廻送切り替えレバーをニュートラルにして
HSTスプロケット〜手動シャフトに繋がっているチェーンもしくはHSTスプロケット自体を手で回して下さい。
この時異常音がしたり、手に引っかかるような感触があったり、回らない場合はベベルギヤ―が破損していると思われますので交換して下さい。
又、走行中や切断中に自走・廻送のレバーは絶対に切り替えないで下さい。べべルギヤ―破損の原因になります。