油圧パッケージの故障
1.機械が上昇しない
機械が全く上昇しなくなった場合以下の事が考えられます。
バッテリーの容量不足⇒バッテリーが容量不足の場合エンジンも掛からなくなります。充電するか新品に交換して下さい。
油圧スイッチの故障⇒頻繁に使用するため破損する確立は他のパーツより高いと思われます。スイッチを入れてもモーターの回る
音が聞こえない場合は故障していると思われますので、新品に交換してください。
カーボンブラシの摩耗⇒バッテリーもスイッチも正常の場合カーボンブラシの摩耗が考えられますので確認して減っていれば交換して下さい。
油圧シリンダーの破損⇒パッキンの摩耗等でオイルが漏れ上昇しなくなります。
油圧ホースの破損⇒亀裂や金具の損傷でオイルが漏れ上昇しなくなります。
前脚部の破損⇒前脚が異常の場合は上昇しないというより規定の高さまで上がらなくなります。
2.機械が下降しない
機械が全く下がらない場合はほぼ油圧シリンダーが原因と考えられます。シリンダーが折れているか、ロッドが何らかの原因でかじっ
てしまい動かなくなっているものと思われます。原因を調べ破損個所を新品に交換して下さい。
3.機械が自然落下する
機械が何もしないのに自然に下降する場合は次の事が考えられます。油圧シリンダーのパッキンの摩耗、油圧ホースの亀裂、パッケージ
内部のピストンの変形及びゴミ等の付着により起こります。特に多いのが油圧レバーバネの交換時、リターンネジを閉めすぎてしまい中のピストンを
変形させてしまう事がありますのでバネの交換の際は十分注意して下さい。
1台に4個使用