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一般的にコンクリート強度は210kg/cm2と表示するがこれは圧縮強度であり 、引っ張り強度は圧縮強度の1/10である。この特性を利用しカッターで切断した部分に板ジャッキ(仮名)を入れ破壊する。仮に板ジャッキの寸法を100cm*10cmとした場合膨張サイズは97cm*7cmで膨張面積は679cm2である。
この板ジャッキを10mm程膨張させるには約4〜5kg/cm2の圧力で容易に膨張する。
仮に180kg/cm2の圧力を掛けるとすると180kg/cm2−5kg/cm2=175kg/cm2の圧力が板ジャッキに掛かり 、その膨張力は175kg/cm2*679cm2=118.825tonの膨張力になります。
この板ジャッキで210kg/cm2強度の無筋コンクリートを破壊できる可能な面積は4850cm2となります。仮に長さ1mのコンクリートで58.5cmの厚みがある場合 、切断深さ10cmで残りの48.5?pは破壊できる事になります。
又 、鉄筋破断試験に於てはD13φを使用。このD13φの引っ張強度は一般鋼材の強度55kg/cm2とすると7.3tonの力で破断します。鉄筋のみの破断で考えますと約13本の鉄筋を破断出来る事になります。通常無筋コンクリートはあまり使用されていないので 、鉄筋量+コンクリート強度を合算した強度で板ジャッキを選定するのが好ましいと思われます。
しかし通常コンクリートが先に破壊されてしまう為 、全てが合算した強度で計算する必要は無いかもしれません。今後あらゆるフィールドテストを行い確証していきたいと思います。
このように板ジャッキの大きな膨張力を利用し 、さまざまなコンクリート構造物の解体に利用していきたいと思います。

コンクリート構造物破壊 、レスキュー用板ジャッキ
鉄筋破断試験
角材の間に板ジャッキを入れて鉄筋を
上下10本溶接しました。

220kg/cm2まで圧力を掛けた所・・・・
物凄い破壊力です
水の力は凄いです
水の力を利用して