規格 |
型式 |
全長mm |
全幅mm |
全高mm |
質量Kg |
原動機出力 |
備考 |
付属品 |
300型モーター式 |
J300M |
685 |
648 |
938 |
119 |
3相200V 2.2kw |
最大圧力30Mpa |
10mホース2本付 |
板ジャッキ |
型 式 |
全長㎜ |
全幅㎜ |
厚㎜ |
質量kg |
原動機出力kw |
備 考 |
付属品 |
100*1000*1.2t |
IT100 |
1000 |
100 |
2.4 |
2.2 |
× |
× |
× |
100* 500*1.2t |
IT 50 |
500 |
100 |
2.4 |
1.4 |
× |
× |
× |
板ジャッキプレス機 |
型 式 |
全長㎜ |
全幅㎜ |
全高㎜ |
質量kg |
原動機出力kw |
備 考 |
付属品 |
プレス機1.2t用 |
× |
350 |
125 |
355 |
33 |
× |
× |
× |
プレス用油圧ポンプ |
× |
210 |
200 |
345 |
19 |
AC100V450W |
× |
油圧ホース付 |
*板ジャッキ専用ポンプですので、その目的以外には使用しないで下さい。
*本使用は予告なく変更する事があります。
ダム解体現場 ワイヤーソーによる板ジャッキ解体現場
※ 現場に応じて板ジャッキの寸法変更可能。
※ 板ジャッキの最小の高さは50mmまでとなります。
※ 板ジャッキの寸法が変わると拡張力が変わります。
※ 板ジャッキの耐圧は最大250kg/㎠
【板ジャッキ工法概要】
板ジャッキ工法はコンクリート構造物を全て切断する事無く、水の力で板ジャッキを膨らませ構造物を解体する工法。コンクリート構造物の静的解体、PC橋の解体においては水養生不要でコストの大幅低減、シンダーコンクリートの撤去、PC柱のレベル調整、地震、災害時のレスキュー用救助通路確保等に活用できる。又耐震診断等を行う際の表層剥離や耐震補強工事等を低騒音にて施工可能。
* 板ジャッキはコンクリート破壊用溝拡張機です。その目的以外には使用しないで下さい。
* 名称はジャッキですがジャッキとしては使用できません。(重大事故の原因となります)
* 板ジャッキは基本的には1回のみの使用で再使用は出来ません。※使用状況によって再利用可
* 御使用の際には必ず板ジャッキ専用ポンプをお使い下さい。
* 板ジャッキを拡張させる際、危険ですのでポンプ側のバルブをゆっくりと開けて下さい。
急に開きますと板ジャッキが衝撃に耐えられず破裂します。
* 使用する水は必ず清水を使用して下さい。
* 板ジャッキの塗料は鉛を使用していませんので、そのまま処分できる環境にやさしい塗料を使用して
います。
型 式 |
サイズ |
最小挿入幅 |
拡張力 |
IT50 |
50㎝*10㎝ |
3mm |
97t/30Mpa |
IT100 |
100㎝*10㎝ |
3mm |
200t/30Mpa |
【板ジャッキサイズ】標準品
【板ジャッキの作業概要:シンダーコンクリート撤去工事】
【板ジャッキプレス機概要】
1度使った板ジャッキを再利用する為のプレス機です。板ジャッキの拡張幅が30%未満で状態が良いものであれば2回~3回の再利用可能(拡張の幅はサイズによって異なりま
【擁壁撤去工事】
ウォールソーにて15cm切断し
残りを板ジャッキにて破断した
擁壁の撤去工事
国土交通省NETISに「板ジャッキ工法」が登録されました
NETIS登録番号 KT-040029
【現場施工例】
【板ジャッキアプリケーション(別売)】工事を円滑に行う為のアプリケーションです
板ジャッキに関する技術的なお問い合わせは下記へ
株式会社 クライム
〒146-0081 東京都大田区仲池上1-29-3
TEL:03-3753-2014(代表)
FAX:03-3753-2229
【板ジャッキの拡張力】
板ジャッキの有効面積は溶接部分が除かれるので97㎝*7㎝=679㎠。板ジャッキは鉄の為、膨らますのに4㎏/㎠の圧力が必要になります。
板ジャッキポンプの最大圧力が300㎏/㎠-4㎏/㎠=296㎏/㎠が最大圧力となります。
従って679㎠*296㎏/㎠=200984㎏(約201ton)の力が板ジャッキの拡張力(コンクリートを破壊する力)となります
【床盤撤去工事】
コンクリートカッターで20cm切断し残りを
板ジャッキにて破断した床盤の撤去工事
【シンダーコンクリート撤去】
カッターで防水シートまで切断
せずに厨房のシンダーコンの
撤去工事
【PC橋解体工事】
カッターで一部を切断し残りを
板ジャッキにて破壊
【水道管撤去工事】
川中の水道管を撤去する工事
水中にて板ジャッキを使用
【表層剥離工事】
ウォータージェット等で行っている
表層剥離を板ジャッキにて撤去。
また耐震検査等にも応用出来る
ケーソン・ピア解体工事】
ワイヤーソーでの切断時咬み
防止対策としてクレーンと板ジ
ャッキを併
用した工事
【耐震補強工事】
耐震補強工事に伴い防音壁
の一部を板ジャッキにて撤去した
工事
①解体物の引張り強度を算出⇒ ②切断深さ選定⇒ ③解体物の残り断面積より破断力を算出⇒④板ジャッキの使用枚数及びサイズを選定⇒ ⑤施工⇒ ⑥ハンドブレーカー等で最低5cm程度の自由面を確保する(破断時に板ジャッキが膨らむスペースが必要・構造物が横にずれる為に必要、自由面がある場合は⑥の作業は不要)⇒ ⑦シンダーコンクリートをウォールソーにて切断し板ジャッキにて撤去(最初に小割寸法に全て切断してしまうと、板ジャッキ使用後にカッターの溝が縮まってしまうので1ブロック破断後、ウォールソーで次のブロックを切断)⇒ ⑧順番に板ジャッキにて撤去⇒ ⑨後は⑦~⑧を繰り返す⇒⑩撤去完了